COMPASSカフェ、はじまりました!
沼津駅から徒歩5分、リコー商店街の中にある旧沼津信用金庫の支店スペースをリノベーションして生まれた”まちづくりプラットフォーム|ぬましんCOMPASS”。
シェアオフィス&コワーキングスペース、ワークショップスタジオを併設しており、さまざまなスキルを持つ起業家やクリエイターが集積することで、まちの魅力を再定義して発信する“まちづくりプラットフォーム”として、ここ沼津にオープン致しました。沼津信用金庫と沼津市、そして沼津高専が連携しながら地域を豊かにするためのプロジェクトを生み出す空間です。
そして“COMPASSカフェ”と題して、沼津で活躍する起業家やプロジェクトリーダーをお招きして、これまでのチャレンジで感じたこと、成功体験や失敗の経験など、オープンにお話いただくことで、地域で何かアクションを起こしたい若者やクリエイター、そして未来の起業家の背中を押すためのナイトイベントを定期的に開催して参ります。
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先日の10月6日(火)COMPASSカフェ、第一弾を無事開催させていただきました!
コロナ禍もあり、オンライン配信のスタイルで沢山の方々にご視聴いただき、沼津の林業について熱くトークを展開させていただきました。
沼津の林業のこれまでとこれから
イベント前半は地元沼津のこれまでとこれからについて、各ゲストの皆様にお話をいただきました。
最初に静岡県 東部農林事務所 森林整備課 課長 大滝久人さんから、県全体の林業の成り立ち・現状の課題感をデータをベースにお話いただき、産業振興部 農林農地課 農林振興係 主事 深澤 和樹さんからは、沼津エリアでも大きく2つのエリアに分かれており、戸田を中心としたエリアの林業のあり方と、COMPASSのある愛鷹山を軸とした林業のは大きな違いがあること。そして、中長期の視点では沼津市としても、新たな担い手を増やしていきたいという想いをお話いただきました。
そして、ぬましんCOMPASSの2Fにあるシェアオフィス&コワーキングスペース|mass×mass/TENTOぬまづを立ち上げるにあたり、地元間伐材を活用するプロジェクトとして地元愛鷹山の愛鷹山森林組合の石田さん、製材を担当いただいた渡辺木材さんのお二人から、伐採から製材、加工までのプロセスにおいてのこだわりや環境維持のための取り組みについてたっぷりとお話を伺いました。
自伐林業という新しい林業の形と沼津のこれから
後半は、スペシャルゲストとしてお招きしたNPO法人「自伐型林業推進協会」事務局長の上垣喜寛さんから、日本各地の森林の現状と、そこから見えてくる課題について。そして1つのオルタナティブな形としての“自伐林業”の可能性について、お話をいただきました。
トークの後半では、全員のゲストの方々を交えて「すぐにでもできる林業活性化の取り組み」についてのアイデア出しも、アイデアフラッシュのような形でアツいトークが繰り広げられました。
上垣さんから「あたらしいチャレンジは全国で生まれはじめている。ただ林業は時間軸の長い産業。木を育てて、維持管理して、伐採から加工、販売までを短期的な視点で捉えてはうまくいかない。だからこそ、自治体をはじめとした地域の未来をしっかりと考えていただく方々と、新たな雇用や人材を連れて来れる民間事業者との連携が必ず必要になってくる。そういった時に、ぬましんCOMPASSのようなシェアオフィス・コワーキングスペースという場が、1つのhubになって、都会からの移住者や若者と自治体やローカル企業と繋げていくことがとても大切なのではないか。これからのぬましんCompassの活動に期待しています」とコメントをいただきました。
COMPASSカフェが描く未来
ぬましんCOMPASSのキックオフとして開催されたCOMPASSカフェ第一弾。
地元で暮らし、地域で働く方々が語る沼津エリアの魅力は
改めて日々暮らしている方々だからこそ、見えている小さな喜びや幸せを可視化する言葉がたくさん登場できたのではと思っております。
今回の配信を通じて、地元の方々には沼津の魅力の再発見に、そしてまだ沼津に訪れたことがない、興味はあるけどしっかりと滞在をしたことがない方々にとっては、沼津を訪れるきっかけになるイベントとなりました。
引き続き、COMPASSカフェをよろしくお願いいたします!
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