貸出条件の変更等の実施状況 平成30年3月末
「中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律」に基づく貸付けの条件変更等の実施状況について (平成28年3月末現在)
中小企業金融円滑化の方針ならびに体制の概要
当庫ホームページに金融円滑化に係る当金庫の基本方針や体制については、「金融円滑化への取組みについて」として、詳細を掲載しております。是非ご覧ください。 以下は、方針や体制の概要について簡単に説明をさせていただきます。
平成22年1月「金融円滑化基本方針」を策定し、取組み方針,態勢整備(管理体制、受付・審査体制、相談体制等)他の金融機関との緊密な連携、苦情の窓口体制について定めました。
概要は、取組み方針の他、態勢整備の中で管理体制として、理事会の役割、金融円滑化管理責任者設置、金融円滑化管理部門を融資部とすることや、営業店における管理責任者・担当者を配置することを定め、実効性のある方針を策定いたしました。
法施行日前と対応についての違いは基本的にはありませんが、法の趣旨に副い、他の金融機関との連携についての方針を定めました。
「金融円滑化基本方針」の他、地域金融の円滑化に資するため「金融円滑化管理規程」を策定し、管理体制として、理事会、常務会、金融円滑化管理責任者等の各役割を、報告体制として、定期的または必要に応じ随時、理事会、常務会、監事等に金融円滑化関連の情報、管理状況について報告する規定を定めております。
また、条件変更の申込みに対する記録・報告書の作成については、苦情相談の状況も含め融資部にて責任をもって記録保存することを定めております。
以前より本部にてお客様のご意見・要望・苦情等を受付する専用回線を設置しておりますが、新たに金融円滑化の相談・苦情を受付する専用回線を設置したほか、各営業店に相談・苦情の専用窓口を設置し万全な体制で対応しております。
また、条件変更等への苦情が発生した場合には、苦情に対する具体的かつ統一した対応方法を明確にし、迅速な対応改善が図られるよう体制の整備をいたしました。
経営相談体制として、以前より経営上の悩み解決、経営計画の策定、創業支援、技術的な問題解決等、お客様の支援体制を実施しておりますが、さらに踏み込んだ経営改善計画策定支援と継続的な状況把握による改善支援体制を明確にしたほか、経営相談やビジネスマッチング支援、事業再生に向けた支援体制を強化いたしました。