DX座談会

DX推進メンバーによる活動報告と意見交換
DX推進座談会
「DX」(ディーエックス)って、最近よく目にする単語ですが、何だかご存じですか?
「デジタル トランスフォーメーション」の略で、「デジタル化を活用して、人々の生活をより良いものに変革させる」という意味です。
ぬましんではこの「DX」を積極的に推進すべく、「DX推進担当」という部署を中心に様々な先進的な取り組みをしています。
今日はそのメンバーと営業店から5名の職員に集まってもらい、現在の取り組み、今後のことまでお話しいただきました。

メンバー紹介

ぬましんDX推進担当メンバー

DX Member 01

経営企画部
奥田 聖
ぬましんDX推進担当メンバー

DX Member 02

富士岡支店
土屋 莉子
ぬましんDX推進担当メンバー

DX Member 03

香貫支店
島松 果乃
ぬましんDX推進担当メンバー

DX Member 04

経営企画課 主任
高田 駿
ぬましんDX推進担当メンバー

DX Member 05

司会:企画経営課 課長
(DX担当課長)
石田 貴稔

どんな活動を行っていますか?

ぬましんDX推進担当メンバー

石田:Face to Faceを大切にしながら、「デジタル金融」を若い人たちの意見を吸い上げながら進めていく予定です。
ぬましんでは以前から、店舗や部署を超えた若いメンバーたちによる「勉強会」の取り組みに力を入れています。「DX推進担当」は「勉強会」ではなく、本部の一つの部署として2021年にスタートしました。店舗メンバーから、デジタルリテラシーの高い島松さん、土屋さんに「オブザーバー」として参加いただき、若い人たちの意見や現場でのお客さまの声を積極的に取り入れていこうと考えています。
皆さんにはとても期待していますので、一緒にいろんなことを学んでいきましょう。

ぬましんDX推進委員会メンバー

高田:私は営業店で渉外を担当し、その後本部の業務企画課で2年、「IT・フィンテッククラブ」にも所属し勉強を進めてきました。今は経営企画部で、デジタル化の導入支援、分かりやすい例で言えば、営業店の皆さんが使用するiPhoneの導入や、テレビ会議システム等の導入を進めたり、といったことを行っています。
配属2年目になり、知識がだいぶついてきましたので、今後、ぬましんの業務システムのデジタル化に向け大きく変革するようなプロジェクトを構想しています。

ぬましんDX推進委員会メンバー

奥田:私も6年目まで営業店で渉外を担当しておりまして、今年7年目に経営企画部に配属されDX推進担当リーダーになりました。普段は主にホームページに関する業務に携わり、情報の更新等を行っています。これからホームページをリニューアルするので、デザインやサイトコンテンツを検討したり、要件を定義したり、といったことを行っています。
配属から半年が経ち「自分なりのDXと金融業界」のイメージが出来てきたと思います。大学では情報工学を学びましたので、その知識をDX推進に活かしていきたい思います。

ぬましん DX推進メンバー
ぬましんDX推進委員会メンバー

石田:ぬましんのDXは、デジタル技術を活用しての業務改善、つまり
業務効率化して働き方改革を行ったり、コスト削減といったことを目的にしています。
それに向けてどんなことを行っているか、話してもらえる?

ぬましんDX推進委員会メンバー

奥田:本部のDX担当は私より年下のメンバーがあと4名いて、若手なりのアイデアを出しています。その中で、ぬましん職員全員の「ITリテラシーの向上」を一つの目標に掲げ、多くの職員にIT活用の効果やメリットを理解してほしいと考えています。
そこから将来的には地域のお客さまのDX推進・サービス向上につなげていきたいです。

ぬましんDX推進委員会メンバー

島松:私は香貫支店で1年目は窓口、2年目は渉外、そして今はまた窓口を担当しています。私は高校の時に情報ビジネスを学んでいたこともあり、DX推進メンバーに選んでいただきました。
支店窓口にはお年寄りの方がいらっしゃることも多く、手が震えてしまい字がかけない方に、何度も書いていただくのが心苦しいと感じていました。
今は「窓口支援システム」が導入され、口頭で確認させていただきながらタッチパネルでボタンを押していただくだけで手続きが完了できるのが、お客さまにも喜ばれて良いなと思います。
一方で「タッチパネルがやりづらい」というご意見もあり、うまくバランスを取れるといいとも考えています。

ぬましん DX推進メンバー
ぬましんDX推進委員会メンバー

石田:島松さんや土屋さんにメンバーに入ってもらったのは、
現場のお客さまの声を聞いて、DXを通じて解決していただきたいからです。
ですから、今の様な意見を大切にしてプロジェクトに活かしていってもらいたいです。

ぬましんDX推進委員会メンバー

土屋: 富士岡支店で、1年目は窓口、2年目は渉外、3年目の今は融資を担当しています。私は専門学校でFPや情報系の資格を取得していた関係でDX推進メンバーに選んでいただきました。
これから定期的にIT・フィンテックの勉強会が行われるので、いろいろと知識を学びつつ、高田さんや奥田さんの業務内容を見て、意見を出したりサポートできるところは携わっていきたいと思います。

ぬましんDX推進委員会メンバー

石田:たとえば融資ってたくさんの稟議書が必要だよね。
今は書類の数が少し減ったんだけど、これもDXの成果のひとつなんだ。
お客さまにたくさんの紙の書類を書いていただいていたもののを、ペーパーレスにしていく。
こういったことも進めています。

ぬましんDX推進委員会メンバー

奥田:そうですね。業務効率化を進めていく予定です。
そのため、まず業務環境や業務フローの見直しをしています。またそれが顧客目線でのサービス向上になっているか検証を行っていきます。

ぬましん DX推進メンバー

リモート化に対応。でもFace to Faceは大事に!

ぬましんDX推進委員会メンバー

石田:ぬましんでは職員にiPhoneを支給して、全国の信用金庫の中でも珍しい取り組みを行っているよね。
島松さんも土屋さんも、職員用iPhone、見たことあるよね?

ぬましんDX推進担当メンバー

島松・土屋:はい、見たことあります!
これも経営企画部が携わっているんですか?

ぬましんDX推進担当メンバー

奥田:はいそうです。元々、高田主任が進めていたプロジェクトを私が引き継いだのですが、「しんきんダイレクト」という、LINEのような、職員間のコミュニケーションツールを導入しました。 店舗の職員から本部に分からない点など質問したい時、これまでは支店の固定電話から行っていたものが、このコミュニケーションツールで外出先からも担当者に直接チャットでも聞くことができます。
無料通話時間の設定もあるので経費削減にもなっています。

ぬましんDX推進担当メンバー

高田:会社支給のスマホは、企業では検索機能を制限している場合もありますが、ぬましんでは検索機能も開放し、YouTubeも見られるようにしています。
これは、お客さまがWebサイトやSNS、YouTubeを使って広報やマーケティングを行っている場合もあり、それを見て、よりお客さまに寄り添ったサービスを提供するためです。

ぬましんDX推進担当メンバー

石田:お客さまとの相談業務にも活用できるようにしているんだよね。

ぬましんDX推進担当メンバー

高田:はい。これまでお客さまに店舗にお越しいただいて、対面で相談業務を行っていましたが、コロナ禍でリモートでも相談業務を行えるように、ビデオ会議システムも導入し、資料共有もできるようにしています。
iPhoneなので画面が小さく資料が見にくいため、渉外が使用しているタブレット端末に応用できないか、セキュリティ面も併せて現在検証中です。

ぬましんDX推進担当メンバー

いかに安全に、便利にするか?
この難しい命題について、内部機能と外部機能の融合や分離について一生懸命に知識をつけてくれていますね!
皆の努力のおかげで、こういった取り組みが進んでおり、うれしい限りです。

ぬましんのDX推進 ビデオ会議システム

新たな時代への取り組み

ぬましんDX推進担当メンバー

ぬましんでは、こういう新しいことにどんどんチャレンジさせてもらえる風土があります。
理事長をはじめ、経営層が積極的に「チャレンジしていこう」という考えを持っています。
学生の採用においても、いち早くオンライン説明会や選考を導入しました。
在宅勤務ができる環境づくりも整備しています。
金融機関では在宅勤務が難しいと言われていますが、様々な問題をクリアし実証実験を行いながら環境を整えました。
私の部署では実際に在宅勤務を行っている職員がいます。

ぬましんDX推進担当メンバー

高田:今は「スマートロック」の検証を進めています。
職員のiPhoneのアプリとIDカードで認証し、非接触で鍵を開けることができるようにすることで、物理キーがなくても開錠でき便利になるだけでなく、入退室情報も管理できセキュリティも高まります。

ぬましんDX推進担当メンバー

奥田:また、e-ラーニングシステムで職員が好きな時に必要な学びを得られるようにもしています。

ぬましんDX推進担当メンバー

金融ではこれから「レス」が進んでいきます。
「ペーパーレス」「キャッシュレス」「キーレス」、また「対面レス」もあるでしょう。
当金庫の経営層は発想が豊かで、先を見通してのアイデアがたくさん出てきます。
それを実務レベルまで落とし込み具体的な成果を上げていくのが私たち経営企画部です。
これはぬましんならではの強みと言えるでしょう。
DX専門部署があって、そこに若い職員が集まっていることも、他の金融機関から羨ましがられています。

ぬましんDX推進担当メンバー

奥田:今後は、新しく取り入れた仕組みを検証しながらPDCAとして回し、改善を加えていきたいです。
営業店の声やお客さまの声も聞いて、デジタル化の判断材料にしていきたいと思います。

ぬましんDX推進担当メンバー

高田:たとえば音声認証システムとかも、いいかもね!

ぬましんDX推進担当メンバー

将来的にはそうなっていくと思います。
私たちは3年程前からフィンテックの勉強を進めてきました。
コロナ禍になって急激にデジタルシフトの必要性が高まりましたが、
勉強を進めていたので、このデジタル化にすぐに対応することができました。
これからも勉強とチャレンジを続けていく予定です。

ぬましん DX推進メンバー

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